ヘナの二度染めに使う、インディゴとは?
ヘナについて詳しく理解できていない方は非常に多いと思います。薬草だ、白髪染めだ、などの知識はあるかもしれませんが、それ以上の知識を持っていない方がいると思います。そこで今回はヘナを使用する際に良く聞くインディゴについて説明していきます。
1.インディゴとは
インディゴとは藍色のことでジーンズの色もインディゴブルーなどと言われますよね。インディゴには薄毛への対策やホルモンバランスを安定させる効果などもあります。
インドで栽培されているハーブの1つなのですが、青に染まるような植物です。
このインディゴの割合を変えることで、弱めのブラウンにしたり強めのブラウンにしたりと調整することができます。ヘナの後染めとして使われます。
基本的にヘナだけを使用すると明るいオレンジ色になります。なので、落ち着いた色にしたい時に使用することになります。
2.インディゴアレルギー
インディゴはもちろん薬草なのでアレルギーがあります。近年、インディゴアレルギーの方が増えているので注意が必要です。ヘナアレルギーの方よりもインディゴアレルギーの方の方が多くいます。インディゴを使わずに青色を出すことができるマムズ古都美ブルーのようなものもありインディゴアレルギーの方も安心できます。
勘違いしないで欲しいこととして、インディゴアレルギーだとしてもヘナのアレルギーではないので、ヘナは普通に使うことができます。
3.注意点
インディゴはヘナの後染めとして使われるので、最初にヘナ(オレンジ)を使用してからインディゴを使って色を変えていきます。
気を付けることとして、単体として使用してもブラウン系の色にはならないということです。
ヘナは色の足し算なので、ヘナのオレンジを使用した後にインディゴを使用すると色が落ち着いた色に変化していきます。そのため、2度染めがオススメなのですが、2度染めすることでトリートメント効果、髪の毛を綺麗にする作用が発揮されます。
4.まとめ
ヘナオレンジのみで明るくなりすぎた髪の毛にインディゴを使用すれば髪の毛を暗くすることができるので、上手く調整すると良いでしょう。パッチテストも必ず行い、インディゴアレルギーにも気をつけて使用するようにしてください。
中西洋子
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