何時間放置しても染まらない?品質で変わるヘナの放置時間
ご自宅でヘナ染めをしている方にとって、どれくらいの時間放置しておけば良いのかは気になることだと思います。長ければ長いほど良いのか、適切な放置時間を守れば良いのか。長いほうが染まりやすかったり、美髪効果が期待できると思ってしまいますよね。そこで、今回はヘナの放置時間について説明していきます。
目次
1.放置時間は30分~2時間が目安
ヘナを使用する時に、説明書などに書かれていると思いますが、だいたい30分~2時間が目安となります。
実は高品質なヘナであればあるほど、放置時間が短くなります。
品質が良いものほど、染まる力があるヘナの葉の部分が多いからです。
質の悪いものは葉以外の茎や根っこの部分も混ざってしまっているので、それが染める時間を長くさせてしまいます。
その他の混ざっているものとしては、砂や化学薬品などが当てはまります。市販の質の悪いヘナには化学薬品が入っていて、質が悪いにも関わらず、日本に渡って来た時に[ヘナ100%]と表示されている場合があるので注意が必要です。
染まりが悪すぎるヘナの染まる時間を早くしようとしているため、化学薬品が混ぜられています。
なので、品質が悪くても染まる時間が短いものも多く存在しています。
放置時間が長い白髪染めだと忙しい方だと行う時間もありませんよね。しかし、放置時間が30分ほどの高品質なヘナであれば、手軽にとまではいかないかもしれませんが、普通に使用することができると思います。
2.放置時間が長いほどよく染まる?
放置時間が長ければ長いほどよく染まるのではないかと思いますよね。
実はその通りで、放置時間が30分よりも3時間のほうが、髪の毛をしっかりとコーディングして色が濃く染まります。
ただし、これは質の高いヘナにおけることであり、品質の悪い市販の化学染料が含まれているものになると違ってきてしまいます。
何時間放置してもたいして染まらないといった可能性もありますので、あなたが使っているヘナの質を見極めて放置時間を決めるようにすれば良いでしょう。
質の悪いヘナを長時間頭皮と髪の毛につけていても、あまり良くないことはなんとなく分かりますよね。
3.放置時間を長くして美髪効果が期待できる
高品質のヘナであれば、頭皮にも髪の毛にも非常に良いので、放置時間を長くして美髪効果が期待できます。
髪や地肌を傷つけず、傷んだ髪の毛を修復し、毛根を活性化します。
必ずしもすべてのヘナに当てはまるということではありませんが、頭皮から髪の毛を綺麗で健康にしてくれるのはヘナだけです。
一度は放置時間を上手く長くして、頭皮と髪の毛にヘナを染み込ませてみると良いですね。
注意としては植物アレルギーの場合は使用してはいけないので、ヘナを初めて使用する時は長時間行うことは避けたほうが良いということです。かぶれやヒリヒリの原因ともなり、湿疹等ができる可能性もあります。気をつけましょう。
4.まとめ
ヘナだけでなく白髪染めもそうですが、種類や成分によって放置すべき時間は違います。
何度も使用している方なら感覚的に分かると思いますが、
使えば使うほど髪の毛を傷めることになっている白髪染めが多いので気をつけて下さい。
良いヘナを使用して、たっぷり髪の毛と頭皮に染み込ませて綺麗な髪の毛を内側から作り出せると良いですね。
中西洋子
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