傷んだ髪を修復するヘナの効果
高品質のヘナには、傷んだ髪を修復する効果があります。
傷んだ髪というのは、表面がギザギザしています。
髪に指や櫛を通そうとしたとき、引っかかって通りにくいのは、この表面のギザギザが原因なのです。
つまり、この状態の髪の毛を図に表わすと次のようになります。
この状態から、ヘナはなんと表面のギザギザをなくすような働きをします。
1回使用するごとに、徐々にヘナが髪の表面を覆うようになり、最終的に4回使えば髪のギザギザはほぼ治ります。
ヘナが表面を覆う図は、次の画像をご覧ください。
そして、最終的には次の画像のように、表面が真っすぐになった髪へと変わります。
この画像は横から見た図なのですが、上から見ると次のようになります。
毛髄質というのは髪の組織の中心部分で、毛皮質というのがその中心部分を守っています。
そして、毛小皮という部分が毛髄質と毛皮質をガードする役割をもっています。
基本的に、髪が傷むということはこの毛小皮が痛むことと同義です。
そこで、ヘナを使えば毛小皮のギザギザをヘナが覆ってくれて、痛みのない髪へと変わることができるのです。
ちなみに、この流れをひとつの図にすると次の画像のようになります。
これを見れば、一目でヘナの効果が分かると思います。
言ってしまえば、ヘナは傷んでしまった髪の補修をしてくれる係なのです。
この係は、一定以上髪が傷んでしまうと自力では働かせることができません。
そこで、ヘナを使うことでヘナが髪の補修作業を代わりにやってくれるのです。
Aランクのヘナを使う利点は、傷んだ髪を補修してくれるだけではありません。
実は、ヘナには次のような利点もあるのです。
まず、化学物質の入っていないヘナは、髪や地肌を痛めません。
髪を染めるとき、ヒリヒリした感覚を抱いた人もいると思います。
その感覚は、髪や地肌が痛んでいる感覚なのです。
そこで、ヘナを使うことで、髪や地肌への痛みがカットされるのです。
中西洋子
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