「白髪」がピンポイントでかゆい原因とその対処法
頭のかゆいと思った場所に必ず白髪がある、かゆかった白髪を抜いたらかゆみが治まったなどといった経験がある人がいると思います。
白髪がかゆいという人がたまにいるのですが、これは一体なぜなのかと本人もよくわかっていないことだと思います。
そのかゆみの原因をつきとめてかゆみを抑えられれば良いですよね。
そこで、今回はなぜ白髪がかゆくなってしまうのかとそのかゆみの対処法について書いていきます。
目次
「白髪」がかゆい原因
白髪がかゆいというのは、実はこれといってはっきりした原因がありません。
白髪がかゆみを伴っているひとは少人数派で白髪がかゆくない人のほうが圧倒的に多いのが現実です。
しかし、実際に白髪がかゆみを伴っている人はいるので、必ずなにかしらの問題が頭皮か髪の毛に起きていると思われます。
1.黒髪と白髪の違いが原因?
黒髪はメラニン色素が含まれており、白髪にはメラニン色素がないので色が入っていません。
その違いがかゆみをもたらしている可能性があります。
メラニン色素が含まれていない白髪は強度が強く、黒髪よりも太い髪の毛となります。
なので、元々黒髪が生えていた毛穴から少し太い白髪が強引に生えてくるような形になるため、
白髪が生えてきて成長するたびに刺激が発生して、かゆみを伴うといった可能性があります。
2.頭皮の炎症が原因?
白髪のかゆみと頭皮のかゆみを混同している可能性も十分に考えられます。
シャンプーなどで頭皮を洗いすぎて、皮脂が全て洗い流されてしまった時などかゆみが生じます。
頭皮が乾燥してしまうからです。
また、シャンプー後のすすぎ不足によるかゆみなどもあります。
それらを白髪のせいによるものだと判断している可能性もありますよね。
そういった勘違いも十分に考えられますが、かゆいと思った場所にピンポイントで白髪があるようならこの原因ではなさそうです。
3.髪の毛の死んだ細胞が老廃物となって「かゆい」に繋がっている?
髪の毛を作っている毛母細胞のうち、髪の毛を作る細胞と髪の毛の色素を作る細胞は別々です。
白髪の場合、そのうちの色素を作る細胞が死んでしまっているので、その細胞が老廃物として外に出てこようとします。
その排出される時に刺激となって、かゆみが生じている可能性があるとも考えられています。
このような原因が一通り考えられますが、絶対にそうであるとは決まっていませんので注意してください。
単純に使用しているシャンプーの相性が悪いなど髪の毛全体への問題の可能性も高いので、そういった点を見直してみるのが一番良いと思います。
かゆみの対処法
よく白髪を染めたらかゆみが治まったという人がいます。
しかし、それに関しても正しい根拠がないので、なんとも言えません。
ただ、試してみる価値はあると思うので、化学染料の入っていないヘナのような白髪染めを使ってみるのが良いでしょう。
頭皮から髪の毛を改善してくれるので、頭皮が原因のかゆみも改善してくれるでしょう。
化学染料の入っているものは、余計にかゆみを伴わせる可能性があるので気をつけて下さい。
白髪染めを使用して白髪のかゆみが落ち着く可能性として、
色が入り太さが黒髪と均一になるためにかゆみが抑えられるといったことが考えられます。
抜けばかゆみが治るといった方がいますが、これはやめるようにしてください。
抜いてしまっても、また白髪は生えてきますし、頭皮を余計に傷めてしまいかゆみが増す可能性もあります。
下手に刺激せず、白髪をカットしてみたり、蚊に刺された時のようにしばらく我慢してみるのが一番良いでしょう。
一時的なかゆみを余計に悪化させないことが一番大切です。
中西洋子
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