3人に1人の子どもが味覚障害?その理由と対策

東京医科歯科大学の研究によると、
3割の子どもに味覚障害があると
分かったようです。
具体的には…
・酸味、塩み、苦み、甘みの4種類の
味覚のいずれかを認識できない子供が
3割にのぼった
・味覚の低下があった子どもは、
ジュースを毎日飲む、
野菜の摂取が少ない、
ファストフードをよく食べるといった
傾向があった
・味覚の低下は食生活の乱れや
生活習慣病を生むとされている
◆原因
では、何故このような子どもが
増えてしまったのでしょうか。
やはり、一番の原因は
栄養バランスの偏りですね。
一説によると、亜鉛の不足が
味覚の低下につながっていると
言われています。
また、加工食品を食べすぎると
亜鉛の吸収が阻害されてしまうと
言われています。
◆対策
一般的に、健康を保つために
大事なことは、大きくわけて3つです。
・体内に入れるものを良くする
・体内の悪いものを出す
・体の状態を良好にする
特に、体内に入れるものを
良くすることが大事です。
体内にものが入る入り口は2つあります。
口と皮膚の2つです。
今回の件は、この口から体内に入るものが
偏ってしまったことが
原因だと言われているのです。
しかし、私としては、
皮膚からの吸収もまたひとつの
原因なのではと考えています。
皮膚からの吸収についてもう少し
詳しく話しますと、
経皮吸収といって、皮膚から体に物質が
吸収されてしまうのです。
良い経皮吸収は、
例えば気管支炎のときに貼る薬です。
いわゆる『経皮薬』と言われます。
悪い経皮吸収は、
『経皮毒』と言われています。
近年、味覚の障害以外にも、
多くの健康についての問題が
浮き彫りになってきました。
例えば、若年性脱毛症(いわゆる若ハゲ)も
そのひとつです。
若年性脱毛症の原因のひとつは
ホルモンバランスです。
そして原因のもうひとつは、
使っているシャンプーから悪いものが
吸収されてしまうということです。
例えばシャンプーに含まれる
ラウレス・アルコール・アルカリ性物質全般。
これらは、頭皮に悪い影響を
あたえてしまうと言われています。
ぜひ、食生活の見直しと同時に、
皮膚から悪いものを
吸収しないようにしましょう。

中西洋子

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