絶対にしてはいけない?妊娠中の白髪染めについて
健康的な赤ちゃんを産みたいと思っている方は、妊娠中は食べ物だけでなく、あらゆる点で細心の注意を払っているはずです。その中で意外と話題に上がらないのが白髪染めの使用です。しかし、白髪染めを使うか使わないか、使っても良いのかどうか悩んでいる方は多いように思います。そこで、今回は妊娠中の白髪染めの使用について説明していきます。
1.妊娠してからの白髪の増加
妊娠中と出産後に白髪が生えてきた、もしくは急に量が増えたというのをよく聞きますよね。妊娠とあまり関連がないように思われますが、妊娠中と出産後の白髪の原因は大きく5項目あると言われています。
- 栄養不足
- 精神的、肉体的ストレス
- 手入れが疎かになる
- ホルモンバランスが崩れる
- 老化現象
妊娠中は意識が赤ちゃんに向いてしまい、自分のヘアケアも疎かになりがちです。そうして、髪の毛の手入れが疎かになり白髪の原因となってしまいます。また、赤ちゃんに栄養を与えているので、栄養不足になりやすく髪の毛に栄養が行き届かず白髪になってしまいます。
妊娠中はストレスを感じやすく、ホルモンバランスも崩れるのでそういった普段とは違った状態が白髪の発生を促すことになります。妊娠中は白髪が出ても仕方ないと割り切り、そこにストレスを感じないようにしましょう。
2.妊娠中に白髪染めしてはいけない?白髪染めしないほうがいい理由
妊娠中に白髪染めを使用しても良いのかどうかは悩みどころなのかなと思います。妊娠中はただでさえ、白髪が発生しやすく元から白髪が多かった人はより気にしてしまいがちになってしまいますよね。
しかし、周りでは白髪染めは妊娠中に使用するべきではないという声が多いのではないかと思います。赤ちゃんのことを考えても、あらゆる不安要素は取り除いておきたいところだと思います。ですが、白髪が生え続けている状態を何ヶ月も過ごすのは、女性としては少し恥ずかしさやおしゃれの面から嫌に感じてしまうことだと思います。
実際に、白髪染め自体が胎児に悪い影響を起こすというようなことは今の所、科学的な根拠としてはないようです。
しかし、妊婦の場合はホルモンバランスの影響で、かゆみやかぶれが起きる可能性が高まってしまいます。低刺激なものであれば、あまり気にならないかもしれませんが、そうだとしても胎児への影響を気にしてしまいますよね。
白髪染めに含まれている薬剤が皮膚から毛細血管を通り様々な場所へと運ばれ、胎児に薬剤の成分が行き届いてしまう可能性も絶対ないとは言い切れません。妊娠中の白髪染めは控えるようにとメーカーが商品に記載して注意を促しているのも見たことがありますよね。ホルモンバランスの影響でアレルギーが起きやすいからです。
ですが、それでも白髪は嫌だという場合、一度美容院や病院に行ってみてしっかりと話を聞いてみるべきです。安易にネットや市販で売られている、安全と言われているものを購入するのは少しリスクが高いです。
最後は自己責任となってしまうので、注意して使用してください。白髪を気にしすぎて、余計にストレスが溜まることが胎児にとっても良くないことだと理解しておいてください。
3.まとめ
妊娠中はあらゆることで気を使わなければならないので、精神的に疲れてしまいます。その上、女性にとって大切な美容の点でも白髪であったり、体重の増加、容姿の変化がどうしても起こってしまいます。
それでも、新しい命の誕生の為なら気にすることではありません。大切なお子さんのことをまずは第一に考えましょう。白髪に関しても、周りの意見や専門家の意見を聞き、自分だけの考えで決断しないように注意することが重要です。
中西洋子
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