ヘナ染めをすると髪がきしむ理由と解決方法
ヘナで髪染めをすると髪がきしむという悩みを持っている方がいます。
それはある理由が原因で起こっています。
正しい知識をつけることで解決できますので、この記事では、ヘナ染めをした後にきしむ理由とその解決方法について解説していきたいと思います。
なぜ髪の毛がきしむのか?
ヘナをすると髪がきしむことを「ヘナショック」なんて言ったりします。
このヘナショックが起きてしまう理由は、髪の毛のケラチンと関係があります。
ケラチンが流れてしまうほど、パーマやアルカリ毛染めを繰り返している方がヘナをしてしまうと、ヘナショックが起きてしまうのです。
髪の毛のPHは一般の方だとおよそ5.5ぐらいなのですが、ケラチンが流れてしまうことによって、PHが4ぐらいになってしまいます。
PH4ぐらいになると、髪の毛がバサバサになってしまっているのですが、この状態でヘナを行うと、酸に引っ張られて、収斂作用がおきて、きしんでしまうのです。
ヘナ後のきしみを防ぐ方法
きしみを防ぐためには、アルカリカラーをやめることが一番重要です。
その状態でヘナを何度か利用していると、PHが改善してきてきしまなくなってきます。
さらに、ヘナショックを素早く改善したいのであれば、それに加えて、PHを調整してあげるハーブパウダーをヘナに入れるとより効果が高まります。
そこにプラスしてシャンプー後に弱酸性ハーブのコンディショナーを利用することでも防ぐことができます。
まとめ
髪の毛がきしんでいる状態というのは、例えるなら顔を石鹸で洗って、なにもつけないとほおがつっぱってしまうあの感じが髪で起こっているということです。
ヘナでつっぱったからヘナが悪い。と考えるのではなく、もともとの髪の状態がよくないから、ヘナを利用したことでそれが表面化したと考えてほしいと思います。
ですので、この記事を読んで正しい知識を持って、ヘナを利用し、きしまない髪の毛に改善するようにしていただけると嬉しいです。
それではまた。
中西洋子
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