ヘナにインディゴを混ぜてはダメな理由
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ヘナでオレンジにする
ヘナは白髪にオレンジに発色します。ヘナが髪のケラチンと絡みつきトリートメントをしてくれるので髪がつやつや、さらさらになり、髪の表面をつるつるにして行くので髪に太陽や光が当たるといわゆる天使の輪が出来ます。
化学染めをずっとしている人でとうもろこしのヒゲみたいになっている髪でもヘナを週一でして行くと約3ヶ月で美髪が手に入ります。
そんなにばさばさでなければ1ヶ月で4回。なにも化学を使っていない、白髪染めをしていない場合で最高級のオーガニックでAAAランクのヘナなら、1回で美髪が手に入ります。
それからは好きな時にヘナトリートメントして行くと美髪になります。
皮膚のようにシミ、シワができないのでケア次第でかなり高齢でも髪は若々しくいつまでも保持できます。
なぜインディゴ前にヘナをするのか?
さてこのヘナの基礎をやってその上に赤くなったところをインディゴで暗くする手法は何千年も前から、アメリカ、南米、西欧、東欧、インド、アジアで布地にも染色して来ました。
日本でもインディゴは藍と言われています。
お化粧するにしても、基礎化粧をすると化粧が剥げにくいといわれ、建築でも基礎工事をしていないと建物の寿命が短いのと同じ理屈で、髪の美しさの元は蛋白質です。
このタンパク質は化学染めをしたり、パーマをするとすぐに壊れ、また、紫外線で髪も焼けてせっかく生まれ持った髪質がどんどん変わり、ぱさぱさになってしまいます。
そこで、まず基礎になるヘナをすることで髪のキューティクルを保護します。
保護したところにお化粧するのがインディゴです。
ヘナとインディゴは混ぜてはダメな理由
時間を短縮しようとしてヘナとインディゴを混ぜて一度で終わらせる人や、プロのお店でも一度染めと言って2つ混ぜてやっているところがありますが、理屈から行くと手を抜いてはだめなのです。
インディゴだけを頭皮に塗るとアルカリがきついのでぴりぴりしてしまったりアレルギーがでにくくなったりするために、ライトブラウン、ブラウン、ダークブラウン、ソフトブラックのヘナとインディゴの比率は黄金比なのです。
それなのに、そこにまたヘナを足して黄金比率を壊してなにも良くないですね。
ですから、混ぜてはダメです。
インディゴを利用する手順のまとめ
インディゴで染めるときは、次の手順でおこなってください。
- ヘナをトリートメントの目的で行います。キューティクルの修復をすることができるからです。
- 次に、赤いところ暗くするためにインディゴ染めを行います。
ヘナにインディゴを混ぜるのではなく、面倒でも2ステップで染めてください。
中西洋子
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