ヘナを染める時間の間隔とは?
「ヘナを染める間隔はどれくらい空けた方がいいのでしょうか?」というご質問をいただきましたので、今回はこれにお答えしていきます。
初めてヘナを染める時は特に、「染めた後はどれくらい間を空ければいいのだろう?」と迷ってしまいますよね。
ネットで調べてみても「○○日間空ける」とか「○○週間空けた方がいい」といった情報が錯綜していて、一体どれを信じたらいいのか混乱してしまうと思います。
ですので、ぜひ今回の記事でヘナを染める間隔についての理解を深めていただければと思います。
目次
結論:ヘナを染める感覚に決まりはありません
意外に思われるかもしれませんが、ヘナを染めるにあたっての決まりって実は無いのです。極端な話をしてしまえば、あなたが「染めたいな」と思ったタイミングでヘナを染めてしまっていいということなのです。
なので、3日連続でヘナを染めても、それは個人の自由ということですね。
ただし、ヘナを使うことによって髪や体に及ぼす影響については理解しておく必要があります。
ヘナの性質:髪から油を取り除く
ヘナには髪から油を取り除くという性質があります。つまり、上記の例のように短期間で集中的にヘナ染めをした場合、その分髪から取り除かれる油の量も増えることになります。
すると、考えられる影響としては頭皮と髪から油が落とされてしまい、それによって髪に「パサつき」や「ごわつき」、さらには「きしみ」といった悪影響が出てしまいます。
髪の油というとあまり良いイメージが無いかもしれません。CMでも髪の油をごっそりと落とす商品が出ていますからね。しかし、髪には最低限の油が必要です。
髪の油(油分)が少なくなると、髪がぼさぼさになり、髪が絡む、きしむといったことが起きます。これは結局髪の不潔さにも繋がってしまい、良いことは何1つとしてないのです。
だからこそ、頭皮はわざわざ皮脂(油分)を分泌して髪に油を補っているのです。
ヘナ染めの間隔が短い時は、オイルを使って油分を補う
上記の事実を踏まえて、ヘナ染めを短期間で連続して行いたい場合は、オイルを使って上手に油を補いながらヘナを使っていきましょう。
ヘナ発祥の地であるインドでは、ヘナ使用前にオイルで頭皮マッサージをしてからヘナを使います。
インドの女性は、ヘナの油を落とす作用を知っているために、まず頭皮に十分な油を補ってからヘナを使うのです。
実は、これこそがヘナの伝統的な使用方法なのです。
まとめ
あなたが短期間でヘナを使う場合でも、それ以外の間隔でヘナを使う場合でも、伝統にならってオイルで頭皮に栄養を補い、マッサージで血行を促進してからヘナを使ってみましょう。
こうすれば、最高の使い方でヘナを楽しむことができるようになります。
中西洋子
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